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永井均/内田かずひろ・絵『子どものための哲学対話―人間は遊ぶために生きている!―』講談社 1997年 ISBN:406208743X
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夏休みに是非おすすめしたい一冊。"子どものための"と銘打ってあるが、もちろん"大人"が読んでも十分面白い。「ぼく」と「ペネトレ(猫)」の対話という形の、文章は平易だが、投げ掛けられている "問い"には考えさせられる。よく理解できないものもあるが、多分それはそうした問題を考えたことがないからで、かといってそうそうした問いが自分の思考にとって重要でなくはないのだ、という感じはよくわかる。 もちろん、す〜っと共感できる部分も多い。たとえば、 「根が明るいっていうのはね、なぜだか、根本的に、自分自身で満ちたりているってことなんだ。なんにも意味のあることをしていなくても、ほかの誰にも認めてもらわなくても、ただ存在しているだけで満ちたりているってことなんだよ。それが上品ってことでもあるんだ。根が暗いっていうのはその逆でね、なにか意味のあることをしたり、ほかのだれかに認めてもらわなくては、満たされない人のことなんだ。それが下品ってことさ。」(pp18-19) 「人間は自分のことをわかってくれる人なんかいなくても生きていけるってことこそが、人間が学ぶべき、なによりたいせつなことなんだ。そして、友情って、本来、友だちなんかいなくても生きていける人たちのあいだにしか、成り立たないものなんじゃないかな?」(p.63)
「ぼく:ほんとう言うとね、勉強もいやなことのひとつなんだけど・・・。ふとやるっていうやりかたは、勉強のときにもつかえる? などなどである。結構、面白そうでしょ?
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