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高山博『ハード・アカデミズムの時代』講談社 1998年 ISBN:4062092530
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イェール大学大学院で西欧中世史を専攻、数々の賞に輝く気鋭の歴史家の著者が、日本の大学改革の問題点を鋭く指摘したのが、本書である。 巻頭、2020年の日本の大学が今後、辿るかもしれない「最悪のシナリオ」が描かれ、そして最後に「最良のシナリオ」が提示されている。「最良のシナリオ」のように大学の内部改革は果たして進みうるのか・・・金融業界の再編成がかまびすしい今日この頃だが、日本が「知」の分野で「国際競争」に伍していくには、創造的学問を生み出していくハード・アカデミズムに資源を投じる部分と、「知」の継承・啓蒙に重きをおくソフト・アカデミズムという部分の分離が必要だと論じる。まさに大学のビッグ・バンというべき処方箋である。
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