|
加藤祐三編著『近代日本と東アジア―国際交流再考』筑摩書房 1995年 ISBN:4480857052
|
|
![]() |
1994年におこなわれた横浜市海外交流協会(ヨーク)主催の国際シンポジウムをもとに編まれた論文集。最後に加藤氏と川勝平太・早稲田大学教授(現:国際日本文化研究センター教授)の対談がある。収録論文表題は以下の通り。
それぞれに読みごたえのある論文で、まさに「気合を入れて」読まれるべきだと思う。(1)〜(4)はとくにそれぞれの国際観・歴史観が繁栄されており、各論文の整合性も含めて多様な問題の広がりを感じさせる。一つだけ挙げておけば、日清戦争後の中国からみた「東アジア世界像」が「近代国際政治」秩序に対抗して、どのような可能性をもっていたのかという点が論点として面白そうだ。 (5)以下の論文もそれぞれ勉強になった。“植民地化―近代化―西洋化”三つの軸のトリレンマ的状況を、建築を通して浮かび上がらせた(8)の橋谷論文は、とくに重要な論点を含むものである。
|
|
Amazon.co.jp から注文 |
|
© 2004 NAKAMURA Muneyoshi. All rights reserved.