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採点をやっていて頭が痛くなってくる。
昨日は、某非常勤先の大学の日本経営史の試験の答案の採点。
経済、経営の分野では必ず出てきて、かなりの学生が(多分)ちゃんと覚えないまま卒業していくかもしれない漢字に、寡占というのがある。独占、寡占、の「かせん」ね。まぁ普段はめったに使わない漢字だろうから、試験で書けないというのは、まぁ我慢できる。同様に、乖離(かいり)なんてのも頻繁に間違える(あるいは書けない)漢字の代表格。
しかし、堂々と三びしとかみつびしとか書いてある答案が頻出すると、いくら画数が多いからといって、思わずそれだけで、マイナス10点とかつけたくなってしまう(実際、マイナス10点にしちゃいましたけど)。菱だよ、菱!!
埼玉県の大学だから、浦和レッズのファンも多かろうに……(関係ないか)。
きわめつけは、「情報の偏在」というフレーズを何をどう聞き違えたか、「情報のへんたい」と書かれてあった答案(2,3じゃないですよ。たくさんそういうのがあった)!! しかも「変態」ならまだしも「へんたい」ときたもんだ。(おそらく、「変態」はさすがに変だと気がついたのだろうが。)
残り、4科目の答案(約500枚ぐらい?)を読むのが怖い……。(嘘。ネタができる楽しみが(笑))
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【追記】
誤解のないように書いておくが、今時分の学生さんたちの「一般的漢字能力」の低下を、ここで嘆いているわけではない。学習したはずのことすら満足に覚えていないこと、さらに言えば十分に予測しうる問題に対して最低限の準備すらしていないことに驚いているだけなのだ。
上に書いた「寡占」や「三菱」だって、すでに発表してある(!)問題に対する答案を自分で作ってみれば、必ず出てくる単語である。ご丁寧に“「財閥コンツェルン」について説明せよ”という問題なんかは、答えを授業中に黒板に書いているのだ(笑)
たとえ授業に出席していなくても友達から「丸写しノート」を入手さえできれば(で、おそらく「かせん」なんて書いた学生は、そうしているに違いないのだが)、25点分は最初から差し上げますよ〜、というおまけ問題なのである。
それすらいい加減にしかできない(やらない)というのは、世の中甘く見過ぎてませんか?
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