最終更新日:02.12.06
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大教室のMONOLOGUE
12月6日(金)

   経済リテラシーテスト

 昨日のニュースステーションでは、「日本はなぜ『お金』を教えないのか」というのをやったはずだが、裏番組の織田裕二主演『真夜中の雨』にチャンネルを奪われ見ることができなかった。

 ニュースステーションのサイトでは、

「日本の学校ではほとんど教えない「お金」のこと。生活に直結する金融やビジネス、果ては税金の仕組みに至るまで、私たちは何も知らない状態に近いまま社会に出され立ちすくむ。文部科学省は、何の役にも立たない知識を無理やり暗記させる一方で、大事な「お金」のことは、なぜ教えようとしないのか。日本とは対照的に幼稚園から金融経済教育をスタートさせるアメリカの実態を見ながら、学校教育の問題点を浮き彫りにする。」

と紹介されていたので、ま、大体内容は想像できるが……。

 確かに「消費者教育」に関しては、小中高校でも一部やられているが、基本的な経済教育となるとほとんどおこなわれていないのが現状だろう。

 経済学部の学生の知識をみていても、それは日常的に感じられるところである。

 先日、早稲田大学経済教育総合研究所が、1996年からおこなっている「経済リテラシーテスト」(マークシート形式で約50問。*消費生活に関わる現代経済の仕組みや法律について、日本の高校生が持っている知識・理解・応用能力を調査する目的でつくられたテスト)の過去問題を入手する機会があったので、基礎ゼミの学生(20名)とゼミの3年生にやってもらった。

 基礎ゼミクラスで平均点が54点。3年生はさすがに65点ほど。最高点は、基礎ゼミクラスが74点、3年生ゼミでは84点だった。

 詳しい分析はまだしていないが、意外に基礎的な概念把握ができていない。たとえば、機会費用についての理解が不十分だったり、株式会社の基本的な特徴がわからなかったり。さらには簡単な複利計算の問題も多くの学生がつまずいているのをみて、ちょっと愕然とした。

 新聞の経済記事を読むなんていうのも、彼らにとっては難しすぎるのかな?

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