最終更新日:03.01.31
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大教室のMONOLOGUE
1月31日(金)

   やさしい年金のお話

 昨日はHゼミとの学内ディベートに向けての打ち合わせ。テーマは、今話題の「年金改革」。

 何でおたくのゼミが「年金改革」やねん?というツッコミもあるかと思うが、まぁ経済に関係することならば“きっかけ”は何でもいいやというスタンスなので……。

 で、それに合わせた形で、みずほ総合研究所『図解 年金のしくみ―年金制度の問題点を理解するための問題点40』の著者のお一人にお越しいただき、レクチャーしていただいた。

 冒頭、その講師の方が、「今、著者の一人として紹介いただきましたが、実は奥付にある4名の著者のうち3名はすでにみずほ総研にはおりませんで……」とおっしゃっていた(注:本自体は[第3版]なので、著者は初版時のもの)。ははは。笑えないつかみだよ……。


 1時間20分ほどのレクチャーの内容は初心者の学生にもとてもわかりやすいもので、われわれもわかったつもりになっていた年金制度の仕組みとその問題点、論点がよく理解できた。

 5年に一度の国勢調査とそれに基づく人口推計が、その都度の年金制度改革の議論のベースになっていることなども、言われてみれば当たり前の話なのだが、意外にそうした基本的なことを知らなかった。

 否、知ってはいたのだが、人口推計の変遷がグラフに表されたものをあらためて示されると、ほんとに推計が当たっていない(予想を上回って少子化が進んでいる)ことに愕然とした。

 こんな推計に基づいて年金を議論すること自体、結構やばいかも。……まぁ、さすがにだんだんと推計も控えめに(つまり悲観的に)なってきてはいるが、それでも少子化にいつかは歯止めがかかるという推計である。

 もし少子化に歯止めがかからなかったら?……杞憂であればいいのだが。

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Book Review 2003 1/11更新:黒田玲子『科学を育む』


03.01.31 8:35 AM

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