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大学教員はたくさんの学生さんを一度に相手にするのが一般的である。私立大学の教員ともなれば,担当している講義を受講している学生さんの名前を全部認識していることは,ほぼ不可能であろう。
しかし,学生さんにとって,教員は自分にとっての「先生(まぁ,そう呼ぶかどうかは別に)」であり,名前を覚えられていることを期待しないまでも,質問にいけば快く応じてくれるし,自分が一生懸命に書いたレポートや答案は,きちんと読んでもらえていると思っている(だろう)。
少なくとも,それがいい加減に扱われ,自分に不利益な評価を下されることについては,大変な不信感をもつものである(なかには真面目にも良すぎる評価をもらってクレームをつける学生もいるにはいるが・笑)。
一般的な客商売についても同じである。デパートの店員は一日に数えきれないほどのお客さんを応接するし,流行っている不動産屋さんならば,抱えているテナントさんも200や300では済まないかもしれない。
しかし,だからと言って,そのことを言い訳にするのは,プロとして決してしてはいけないことなのである。
200も300もテナントさんを抱えているので,個々のテナントさんとのやり取りまでフォローできませんというのでは,お話にならないのである。
教員が,今年は採点だけで500や600もあるから,一人ひとりの採点はいい加減になってしまいますと言ったら,学生は怒り狂うだろう。
そんなことを言い訳にする者に,プロを名乗る資格はない。
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