最終更新日:04.01.19 (UTC)
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大英国のMONOLOGUE
1月19日(月)……ロンドン302日目(帰国予定まであと66日)……

   占領軍の派兵

 陸上自衛隊の先遣隊がイラク入り。

 この歴史的派兵をどう呼び繕おうが,「占領軍」としての「派兵」には違いない。アメリカとその同盟国 vs.イラクとの戦争が行われ,アメリカ軍・英国軍を中心とした軍隊が相手国軍の組織的反攻能力をほぼ100%奪い(それゆえの「勝利宣言」である),イラクの治安維持にアメリカとその同盟国が軍隊を出して当たっている。まさに占領軍である。これを占領軍と呼べないならば,かつて日本の陸海軍を武装解除し,事実上の統治をおこなっていたあのマッカーサーの軍隊も占領軍とは呼べまい。陸上自衛隊自体の主要任務が,「浄水・給水活動を中心にした人道復興支援活動」であったとしても,それは変わりない。

 陸自の活動地域が,治安に不安が残る地域であるのは当たり前。治安維持が主要任務ではないにせよ,まさにその治安を維持するのが占領軍の役割なのだから。

 イラク復興への道はかつて日本が歩んだ道以上に厳しいだろう。しかし,日本とて壊滅的な打撃から立ち直り「国際社会」に復帰するだけでも7年かかっているし,「奇跡」と呼ばれた経済復興を成し遂げるまではゆうに10年以上かかっている。さまざまな困難はあろうが,倦まず弛まず復興への道を確実にすることがイラク「国民」と「国際社会」には求められよう。

 もちろんあの時は「正義」が占領軍の側にあると考えられていたのではあるけれども……。


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04.01.19 08:00 PM (UTC)

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