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こちらのニュースで,大阪府立高校教諭(50)が,ここ2年ほどにわたって,昼休み中(ニュースによると,同僚の先生に見つからないように,自分の授業の空き時間に),週1〜2回程度,近所の中華料理屋やおすし屋さんで大瓶1本のビールを飲んでいたところ,匿名の投書によってそれが発覚。府は府民感情も考慮に入れ,くだんの教諭を懲戒免職とした。
しかし,その教諭は「自分にとってビールぐらいは酒ではない。午後に授業のない日を選んでいた」と重すぎる処分に不服を申し立てた,という記事だ。
我が家では,「懲戒免職はちょっと重すぎるね〜」という感想だったのだが,まさに「匿名の投書」によって,ことが発覚したことからもわかるように,この先生,どうも周りからもちょっと問題ありとされていたような気がするのは気のせいだろうか。
しかし,ルールとそれに対応する刑罰が,その人の普段の言動やら周囲の諸事情で軽くなったり重くなったりするのは,望ましくない。罪刑法定主義に反するからだ。この場合,「府民感情を考慮して」なんていうのもそれに当たるだろう。
本当は死刑にしても飽き足らないような極悪非道の罪人であっても,ルールで最高刑が「無期懲役」になっていれば,それ以上の量刑を科すことができないというのが,大原則だからだ。
確かにこの先生,ちょっと問題があったのかもしれない。が,2年間にもわたってそうした懲戒免職にも当たるような問題教師を野放しにしてきた学校長などの現場管理者,そしてそれを監督する立場の府教委そのもの,さらには府知事にも責任がないとは言えないだろう。
細かいルールを作れば良いというものでもないが,しかし,「職務専念義務」なんていうのは,ちょっと曖昧すぎるね。
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