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こちらのアサヒ・コムの記事によるとに,「敬具」に対応する手紙の書き出しが「拝啓」「謹啓」などであると正解できた高校生が,学力テスト受験者の約2割だったという。
が,彼ら,彼女らにとって,すでに手書きの手紙なぞ「実用」でも何でもない。ワープロで打ち出せば,漢字が書けなくともOKだし,お節介なワープロなんぞは「拝啓」と書き出すだけで,結びの「敬具」が出てきたりする。
ワープロが勝手に「敬具」と打ち出したのをはじめて見た時は喫驚し,「自分は恐惶謹言と結びたいのに一体何ごとか!」と怒ったものである。
大体,大人だってきちんとした出だしと結びのある手紙を自筆で年に何回書くというのだろうか?
したがって,このような学力テスト(学力なのか?)で悪い結果が出ようと,ノープロブレム。言葉は日々変化するものだし,ましてやすたれゆく自筆手紙である。これは「実用」ではなく,「趣味」の世界の話にすぎないのである。
本当に実用文を教えたいのならば,「国語1」の学習指導要領は,もっとちゃんと E-mail の書き方や携帯のメイルの書き方を取り入れて欲しい。
否,それ以前に,「自分に都合の悪い話は読まなかったことにして,返事をシカトしたりするのはやめましょう」と,ちゃんと教えて欲しいのである。
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