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今日の日経新聞の全面広告ページ(22面)に,アジアとヨーロッパの日帰り圏を比較した地図が出ていた。
それによると日本,アジア双方から日帰りで可能な空のルートは現在3本(成田〜釜山,成田〜ソウル,関西〜ソウル)のみ。かたやヨーロッパでは英国のロンドン,マンチェスター,ドイツのハンブルク,イタリアのミラノ,スペインのバルセロナなどなどを拠点として日帰り可能圏が網の目のように拡がっている。
EUの東方拡大に伴って今後益々ヨーロッパ地域の緊密さは増していくことが予想される一方で,東アジアの拠点の一つになるべき日本の主要各都市の交通インフラは確かにお粗末だ。
人や物の動きを支える基盤整備が必要だという議論には当然賛否両論があると思うが,明治時代に自由貿易論を唱えた田口卯吉も東京港の整備拡大を主張し,今流に言えば「東アジアのハブ」になることを目標とすべきだと論じた。交易が国家殷賑の基礎となるという田口の慧眼は今日でも色褪せていない。
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