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米国式のGPAによる成績評価制度を首都圏大学を中心に取り入れるところが多くなってきているという記事がこちらに出ていた。
この『毎日新聞』の“キャンパる”リポータには,うちの学生さんもなっており(こちらに紹介記事あり),今回の記事の最後にもお名前が出ているようだ。
ま,それはともかく,教員が質の高い授業を提供し,学生にも積極的な授業参加と責任ある履修を促すという目標は大いに結構かと思う。
だが,それにはきちんとしたシラバス(成績評価の基準を示したいわば“契約書”)に基づいて授業を進める必要がある。またこの成績評価が進級や資格取得,ひいては就職にまで関わってくれば,さまざまな観点からの総合的かつ客観的な評価基準が不可欠だろう。
教育に関して大学教員をサポートする制度が,たとえばTA制度のような形で確立していなければ,成績評価に関して新たな(過大な)負担を強いることになるのではないだろうか。さもなければ,「楽勝」的評価を付ける教員(あるいはその逆)については,何らかの改善勧告(あるいはペナルティ)を出せるようにしておかないと,「不公平感」は解消されない。
一方で,GPAを導入して平均点で進級などが決まってくれば,必修科目とそうでない科目の区別は不要になる。「楽勝」に学生が集中したとしても,平均であるポイントを取らなければならないとしたら,「楽勝」の意味は薄くなるのかもしれない。指摘されているように「保険」での履修登録者が減れば,大教室なのに受講学生はまばらという状況もぐんと減るだろう。教室と受講者の数のマッチングの問題は,教育効果を考える上で意外に重要なポイントかと思う。
企業側も学生が大学で何を学んでどういう成績を取得したのかについてもっと関心をもつことが大事だ。いい加減な内容の授業ばかりを取得してきた学生に対しては,採用の際にも不利になることを明示すれば,大学教育の改善にも役立つのかもしれない。
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昨日書いた『東京新聞』の1月31日付夕刊を図書館で確認しようとしたら,なぜか当該の新聞だけが欠けていた。図書館の人にも探してもらったが見つからず。紛失?
ま,それはいいとしても(よくないが),そもそも『別冊 環 脱=「年金依存」社会』(藤原書店)が図書館に入っていなかった……orz
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