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大河ドラマの『義経』。いよいよ弁慶も家来にして奥州藤原へ向かう義経一行。途中,伊勢三郎義盛や駿河次郎などとも出会い,キャラが段々と揃ってくる。義経を軸とした話は,やはり家来キャラがどのくらい立つかによって物語の面白さも違ってくる。今後に期待か?
ところで色々と出会う人々に「御曹司(子)」と呼ばれる義経。今でこそ“名門の子息”ぐらいの意味で使われているこの「御曹司(子)」という言葉だが,もともとは公家(公卿に列することのできる家柄。ちなみに「公」と「卿」は,……自分で調べてね)や源氏の嫡流に用いられていた言葉。対して,平氏の子息は「公達(きんだち)」である。
去年の『新選組!』に比べると,確かに時代背景や言葉の意味内容などわれわれの感覚からかなり遠いので,「ムツカシイ」と言われているようだが,そこを一踏ん張りすると歴史への興味もまた一段と増してくるはず。
自分が小学生の頃,『新・平家物語』や『国盗り物語』で日本史への興味を持っていったことを思い出す。
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また何やら文科相や政務官らの歴史教科書に対する発言(“慰安婦の記述が減って良かった”など)が相次いでいるようだ。
最近の歴史教科書がどのような「傾向」を持っているのかはよく知らないが,中学高校の歴史教科書において,現代史の,しかも先の戦争における日本軍のそうした行動にかかる記述のみが突出しているとするならば,いかにもバランスを欠くと言わざるをえないだろう。
少なくともなぜそうした事実があったのか,それは歴史的にどういった意味をもつのかなど,民族やジェンダー,階級などの問題ともきちんと関連付けながら叙述しなければならない問題であることは当然であろう。
そうした全体の叙述との関連を抜きにした「教科書」論議は不毛である。
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